タイヤの偏平率が車高に与える影響

 AZ−1の工場出荷時のタイヤは、155/65R13。ところが私の履いているタイヤは、155/60R13。間抜けなことに、選択肢間違えたのだ。だから車高が低くなったとはいえ、今まで何の問題も無かった。
 そこで、155/65R13のタイヤに履き替えて車高を測定してみた。なお、タイヤは真円ではなく、車重が加わるとますます変形する。空気圧や摩耗度合いによっても車高が変わってくる。なのでこの実験結果はあくまでも参考値ということで。

 13インチの場合、偏平率が60から65になることで、直径が16mm増える。つまり、半分の8mmほど車高が上がることになる。



 実際はどうか。ダウンサスが付いた状態で65のタイヤに履き替え、測定した。フェンダーからタイヤまでの距離は、目安となるタイヤウォールにある筋の位置が異なるため、比較ができない。



 そこでペリメーターフレームからの距離を測定した。すると結果は70mmとなった。



 前頁での結果が65mmであったことを考えると、ほぼ理論値どおりの結果が得られたことになる。が、標準のサイズに戻しても、ダウンサスを組んだままでは最低地上高がクリアできなかった。う〜ん、何が悪いんだ?

 今回はこれでおしまい。次回はストラットASSYをベンチプレスで押し下げ、何キロの負荷がかかるとどの程度縮むのかを検証する。