車検証の備考欄詳細部分

 車検証1ページ目と2ページ目を並べてみた。2ページ目以降は、備考欄しか書かれていないのだ。



 その備考欄を見ていこう。1ページ目。一番驚いたのが、免税措置がある点。こんな車にも免税措置が適用されるんだ!
 凄いのが、「保安基準適用年月日」。年月日が記載されているため保安基準に適合しているのかと思いきや、「保安基準第1条の3ただし書の規定により・・・破壊試験を行っていない」とかかれてある。これが特例措置である。



 2ページ目の備考欄。「破壊試験を行っていない」との記載が続く。信じられない。
 それから一番最後の行、「方向指示器は二輪自動車の基準に適合」とある。軽自動車としての基準には適合していないのだ。



 3ページ目。運転可能な範囲が書かれている。車検証上では「土庄町(とのしょうちょう)」に限ると書かれている。が、事前の説明では豊島(同じく土庄町)のみ通行可能であった。車検証上では、豊島だけでなく小豆島でも運転は可能だ。
 他、いろいろ書かれているのが緩和事項、並びに書ききれなかった制限事項。高速道路は運転できないと書かれてある。自動車専用道は大丈夫なのだろう(いずれも豊島には存在しないけど)。



 そして最後の4ページ目。「自動車の側面には衝撃緩衝部材を有していること」とある。例のシザードアは、実はドアではなくて、衝撃緩衝材だったのだ。いろいろ驚かされることばかりである。



 次頁では自賠責保険などを見ていく。