オイルクーラーのクーラントラインにオイルが混じっているか確認する

 穴が開いていることは確認できた。となると、クーラントラインにオイルが混ざっていると考えられる。そこでクーラントラインにブレーキクリーナーを注ぎ込み、オイル分を抽出してみた。



 ブレーキクリーナーで洗い出したところ、サビも一緒に出てきた。なお全体的に茶色がかっているが、これがオイルではない。細かい赤錆である。



 出てきた赤錆を拡大したところ。錆がぬれているように見えるが、これこそがオイルである。



 クーラントラインをよく洗浄するため、オイルクーラー本体を振ったら、オイルとクーラントが混ざった液体が懸濁した状態でオイルラインから出てきた。これもまた、クーラントラインとオイルラインが繋がっている証拠と言える。



 以上2つの状況から、クーラントラインにオイルが確かに混ざっていると言える。


 次頁から、開いた穴を探すため、オイルクーラーを分解する。