クーラントラインに穴が開いているかを確認する

 アクチュエーターが付いている部品をテストするための減圧装置を使って、クーラントラインに穴が開いているかを確認してみた。



 トリガー状のレバーを引くことで減圧される。



 減圧装置の先っぽをクーラントラインの片側に接続し、もう片側は目封じした。



 何もしない状態(常圧)では、針は右側を向いている。減圧すると、左側に針が振れる。



 まず、不具合のあるオイルクーラーを接続して減圧した。
 減圧直後は45kPa程度だったが、5秒経過したところで24kPaまで圧力が戻った。つまり空気が漏れ込んでいる=穴が開いているということだ。その後もすぐに常圧に戻ってしまった。



 今度は正常品に接続してみた。



 1分経過しても、圧力が上昇する(空気が漏れ込む)ことはなかった。



 クーラントラインに息を吹き込んだところ、圧力の漏れは感じられなかった。よほど小さな穴が開いていると考えられる。