デスビをかましてみた

 AZ−1では、IGコイルとプラグコードの間にデスビが入っている。プラグコードの性能が良く火花の飛びに改善効果があったとしても、デスビが間に入ることで火花の飛びが悪くなったら意味がない。実際の所どうなのか、検証してみた。

 電気が流れる順番は、「テスター → センターケーブル → デスビのセンター → デスビのプラグコードが付く側 → プラグコード」となる。デスビローターの向きだが、当然火花が飛ぶ方向に合わせている。矢印で示すのがデスビだ。



 まず正常品のプラグコード(右側)を付けてみた。火花の飛び方はデスビがない時と同等といえる。



 次にF6A DOHC純正のプラグコード(右側)に変えてみた。



 写真を見る限りでは、デスビが無い場合よりも、火花がよく飛んでいるような・・・



 以上の結果から、少なくともF6Aのデスビは、火花の飛び方を悪くするということは無さそうだということがわかった。


 次頁では、市販の安物プラグコードテスターをかますことで、定量・定性的にプラグコードの異常が判定できるか検証してみる。