スタビブッシュ、その2

 MonotaROには、スズキ用のスタビブッシュがもう1つ用意されている。AZ−1純正品と比較してみよう。左がAZ−1純正品だ。横から見た写真でわかるが、高さが明らかに低い。





 このブッシュに書かれている純正部品番号は、「42451-76G00」。スズキの車の共通部品は、今後76G00の番号を持つものが多用されるであろうから、この番号を持つ部品の流用可能性を現段階で検討していくことは重要である。



 大野ゴムの部品番号は、「SZ-2141」である。



 例のごとく寸法を測ってみる。
 内径は同じ。

純正品 流用品


 長さは流用品の方が約1mm短い。

純正品 流用品


 最大外径は、流用品の方が約2mm大きい。

純正品 流用品


 長さは違うが、ワッシャをかませることで調整は可能だ。これを逆手にとって実質的にゴム硬度を変えることができ、調整の幅を広げられるかもしれない。