AZ28-13-225の劣化状態

 1のホース、AZ28-13-225の内部。ブローバイまみれである。



 断面をみてみると、クラックは内部まで浸透していないようだ。



 内部を見るために、下の写真の位置でカットした。



 内面表面を見たところ。矢印部分にクラックがある。外面だけでなく、内面にもクラックが発生している。



 次に蛇腹部分をカットして、内面を見てみた。



 すると、蛇腹部分にはもっとひどいクラックがあった。



 蛇腹の部分をよくみると、実は肉厚が均等でない。これもクラックが入る原因か??



 1のホースだが、内外面ともにクラックがはいっていることから、ブローバイの有無はクラックの発生とは関係なさそうだ。3のホースにクラックが入る等の劣化をしていないことを考えると、材質の微妙な違いが影響している可能性がある。
 1のホースは安いし、クラックもひどいこと、AZ−1専用部品であることから、早めに交換した方がよいと思われる。