ついにベールが解かれるマツダ LMP2

 前回、ピットの中に置かれていた怪しい車についてちょっとだけ触れたが、本番の12月9日にベールが解かれることとなった。



 秘密のベールの上からは、既にゼッケンが透けて見えるが・・・



 ステージでのアナウンスとともにベールが解かれた。が、人が多すぎて全然見えない。



 登場したのが、マツダLMP2。LMP2とはクラスのことなので、正確にいうとこの車にはまだ名前が付いていないとも言える。ゼッケンは栄光の55。しか〜し、そのゼッケン55を実効支配するだけの実績を有するマツダ車オーナーは、我々AZ−1オーナーである。
 ご覧の通り、カラーリングは伝統のチャージカラーではない。レナウンは既に中国企業に買収された。



 説明書き。エンジンはディーゼルだ。シャシーはローラB12/80。マツダオリジナルのシャシーではない。最高回転数は5200rpmとある。ディーゼルだから回転数が低いのは当然なのだが、レース用にチューンしてあることからもう少し上まで回ると思っていたのだが、普通のSKYACTIV-Dとあまり変わらないようだ。



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