MS-9内装&エンジン

 内装を見ていこう。こってこての木目調パネルで、いかにもバブルっぽいデザインが最高。



 このインパネ、実は非常に不思議なものがついている。矢印で示すように、時計の横にエアコンのルーバーが1つ付いているのだが、その上にもエアコンのルーバーがついているのだ。何かよくわからない構造をしている。



 エアコンのルーバーは、ドアトリムにもあった。この構造は、当時はやったタイプだ。初代のルーチェのアームレストと比較すると、まさに隔世の感がある。



 いったいどういう構造になっているのかというと、インパネの横とドアトリムの横に穴が開いており、そこに冷却された空気が通るようになっている。



 ついでに言うと、リアにもエアコン。リアのエアコンは、こういう構造でないと冷気を感じない。



 縦置きV6 DOHC。バブル最高。



 右のストラット付近に、矢印で示すような巨大な箱がついていた。これでよくボンネットが閉まるなあと思うほどの大きさ。



 これ、オートクルーズの装置の一部と思われる。互換部品となるようなものも無さそうなので、これから先は大丈夫なのだろうか。


 次頁では、マツダメキシコ工場で作られる予定になっている、デミオベースのトヨタ車の名前について紹介する。