ルーチェ、エンジンルーム

 ベルトーネがデザインしたルーチェ。山口県のシングルナンバーである点が素晴らしい。プロトタイプとなったS8Pとの違いは、各自比較してみてほしい。



 エンジンルームをみてみよう。エアクリ関係が赤くなっているが、元々こんな色をしているのではない。オーナーが塗装したのだ。



 エンジンは、先進のOHC、先進のクロスフロー。カムカバーに点火順序が書かれているが、順番は最もオーソドックスなタイプである。



 キャブレターを見てみよう。横に窓が付いているが、これはフロートレベルを目視で確認するためのもの。この窓があると、キャブに燃料が来ていないからエンジンがかからないのか、プラグがかぶってエンジンがかからない状況にあるのかが、わかりやすくなる。



 我々AZ−1オーナーとして注目したいのは、インテークのゴム部品。黄色い矢印で示している2本のゴムホースには蛇腹が入っている。AZ−1のインテーク系のゴムホースにも、蛇腹の入ったものが1本だけある。それはエアクリに繋がっているホースである。もし無交換ならばかなりクラックが入っているはずだ。このホースの劣化度合いの確認と交換については後日紹介する。



 次頁からは、インテリアを見ていく。