燃料ポンプの取り外し

 不具合品として頂戴した燃料ポンプ。左は、「燃料ポンプがおかしいのではないか」といわれたポンプ、右側は「作動しなくなった燃料ポンプ」だ。



 分解する前に、ポンプが作動しないことを確認するため、バッテリーに直づけしてみた。すると、2台ともあっさりと作動してしまった。この時点で、このネタは終わりじゃん。



 が、終わらせるわけにもいかないので話を続ける。燃料ポンプを外すには、矢印の蓋を外す。



 蓋を外すと、燃料ポンプASSYの蓋部分が見えてくる。



 ホースを外す。当然ながら火気厳禁。



 ここで燃料ポンプASSYがすんなり外れるはずなのだが・・・なぜかシャシーに開いている穴の径よりも、燃料ポンプASSYの蓋部分の方がわずかに大きいため、すんなり外れない。なんでこんな設計にしたんだろう。斜めにするなどして知恵の輪状態にしてからはずす。



 ここで、異常と言われている燃料ポンプに付け替えてエンジンをかけてみると、何の問題もなくエンジンは動いた。う〜ん、何が悪いんだ??
 ついでなので、エンジンがかかっている状態で燃料ポンプのコネクタを外すと、すぐにエンストしてしまった。例えば、1分くらいエンジンが回り続けてエンストするというような状況ではない。一瞬で止まる。燃料ポンプが壊れると、やっぱりエンジンはかからないんだ。