とりあすさんのAZ-1

 さぞや変態なマツダ車が集まっているだろうと期待して行ったマツダファンサーキットミーティング。が、変態なマツダ車や怪しいマツダ車がいない。旧車も限られているほど少ない(しかも知っている人の車ばかり)。この点はかなり残念だった。



 こんな中で、とりあすさんのAZ-1を紹介しよう。



 履いているタイヤはブリヂストンのスニーカー。これ「コーナリング中に車が飛ぶ」と言われるほどグリップのないタイヤなのだが、もっと重大な問題点を発見してしまった。製造年が比較的新しいにもかかわらず、ガビガビになってしまうのだ。



 タイヤの製造時期は、2007年の47週目。つまり12月に作られている。このミーティングが2011年の12月だから、製造後ちょうど4年が経過している。が、ひどい有様なのである。サイドウォール部分はクラックだらけ。



 トレッド面もひどい状況だ。



 オゾンクラックや紫外線だけでは短期間でここまで酷くならない。恐らくグリップがないタイヤで激しい走行(AZ-1的には普通の走り方)をすると、ゴム部分が何度も屈曲してしまいヒビが入ってしまうのだろう。このタイヤ、AZ-1にはかせるにはやはり問題がある。