クラブミーティング

 マツダファンサーキットミーティングでは、某マツダ車のクラブミーティングも行われた。AZ-1もこのクラブミーティングに乗っけさせてもらった。もちろん参加したのはこのAZ-1である。



 クラブミーティングに参加した理由は2つある。1つはパレードランに参加できること、もう1つは上の写真のようにパドックに車を駐車することができるためだ。この車はなるべく787Bの横に置いて目立たないと意味がないので・・・
 加えるなら、現在新車として発売されている車のクラブは何をやっているのか興味があったためでもある。私は旧車やABCのミーティングばかり参加しているため、現行車のクラブって何をやっているかその実態を知らないのだ。


 まずパレードランの様子だが、撮影できていない。というのも走行速度が通常のパレードランとは比較にならないほど速かったからだ。60km/hだとブリーフィングで聞かされていたのでシートやインパネの上に適当に荷物を置いたまま出走。カメラ片手に写真でも撮ろうという算段だった。が、いざ走ると右へ左へ荷物が飛び散らかしてしまって、撮影どころではなかった(笑)。


 現行車のクラブミーティングの様子はというと、旧車とあまり変らないかなあという感のあるミーティングだった。要は、集まりたいだけのミーティングということだ。「なんらかの目的があるので集まり、そこで行われた結果が、次の進歩へとつながる」というミーティングになっていない。
 あと、ハイパワー仕様車であっても、タイヤのローテーションが違う車があったりして、私の指摘によってオーナーを含めて周囲も初めて気が付いた。車にこだわりがある人の集まりのはずなのだが、実態はそうではない。
 「車は単なる移動手段となった」と言われて久しい。「移動手段ではない車とは何か」というと、スポーティーカーなんだそうだ(モータージャーナリズムががよく使う言い回し)。しかしこの実態をみると、なんだかんだといっても結局はミーティング会場への移動手段でしかないことがよくわかる。車に対するこだわりも無し。本来はすべてのスポーティーカーや趣味の車が「移動手段ではない」という状況が望ましいと考えているのだが、マツダ車の中で最終的にAZ-1を含むごく一部の車種が該当するとなったとしてもやむなしか。