ボンネットの中

 ボンネットを開けると、モーターとインバーターが出てきた。プロトタイプなだけあって、非常に簡素で飾りっけがない。



 横から見たところ。



 リーフと比較すると、違いは一目瞭然である。



 前から見ると・・・インバーターなどが相当低い位置にあることがわかる。普通のデミオをこの角度からみると、こんなに広々とダッシュパネル(エンジンルームとキャビンとの境にある鉄板)を見ることはできない。さらに普通なら付いているはずのマスターバックが付いていないこともわかる。マスターバックなしでもブレーキが効くほどエネルギー回生が強いのか? デミオEVより車重の軽いはずのi-MiEVには、マスターバックが付いている。



 ある程度簡単に取り外せるようになっている蓋。手の脂がついて、そこだけ曇っている。



 面白いのが充電のためのコンセント。普通に繋がっているのは急速充電用のコンセント。当然ながら、ガソリン車ではフュエルリッドがある部分になる。



 ところが普通充電用のコンセントはというと・・・なんとボンネットの中。矢印部分がそうだ。プロトタイプだからこその作りといえよう。



 市販タイプになると、左フェンダーの矢印部分あたりにコンセントが付くそうだ。



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