裏履きが直ったと思ったら、またしても大問題発生!

 ミュージアムの改装にあわせ、展示車両の横に置いてある説明用パネルのデザインも一新された。これが一新されたということは、当面AZ-1が他の車にとって代わられることはないということなので、まずは一安心。どうせカネがないから、バックヤードに置かれている車の展示パネルは作られていないためだ。



 説明書きを拡大したところ。



 実はミュージアムの係の人から「英語がちょっとおかしい」と言われていた。文法の間違い程度なんだろうと大して気にも留めていなかったのだが・・・帰宅してから写真をよく見てみると、英文がサバンナ(RX-3)の説明ではないか! 主語がAZ-1とサバンナが置き換わったということではない。全面的にサバンナの説明文なのだ。なんてこった。



 となると気になるのは、展示してあるサバンナの英文。AZ-1の説明と置き換わっているのか??



 げげ〜、サバンナの英文は正確ではないか。しかもAZ−1の説明用パネルに書かれているのと同じ文言だ。説明用パネルを作った会社のちょんぼなのか、マツダ側のちょんぼなのか??



 それにしても、つくづくネタの尽きない車ですなあ。





 ここで改めて、AZ-1の展示パネルにまつわる苦闘の歴史を紹介しよう。

 初代の展示パネル。なんと紙製。当時展示してある車の中で、AZ-1だけが紙製だった 。しかもエンジンの出力は264PSという、途方もない値になっていた。初代からして間違っている。まあこれはカッコイイ間違いなので、よしとしよう。



 二代目の展示パネル。ここから他の車と同様にプラスチック製になり、最も正確な表現となっている。





 で、改めて紹介する三代目。もう最悪のパネル。リフレッシュしたはずなのに改悪してどうするんだよう〜。





 今回はこれでおしまい。次回は、ミュージアムツアーに集まってきた車を紹介する。