787B走る

 展示されていた車両がパドックに戻され、コース上はクリアになった。いよいよ走行イベントが始まる。走行するのは787B(55号車)のほかに、コスモスポーツ・マラソンデラルート仕様、RX-500、WW2のRX-7だ。ここでは787Bに焦点を絞って紹介する。

 エンジンスタートのため、所定の位置に運ばれる787B。コースは200mの直線が設けられ(これ以上伸ばせない)、コースの両脇はコーナリング可能なエリアとなる。なおコーナリングエリアは十分な広さが設けられ、アクセルターンで曲げる必要はない。



 ドライバーは、ミスタールマンこと寺田さん。その姿は、あまりに神々しい。ルマン出走最多&現役最高齢記録を目指しているそうだ。



 エンジン始動後、ライトオン。なぜヘッドライトを点灯させるかというと、ルマンでのレース終盤で、先頭を走る車両のみ=優勝車にのみ許された行為だからだ。ヘッドライトが点灯してこその55号車なのだ。



 走行中の787B。100w×4灯のヘッドライトは真昼でもまぶしい。ルマンの夜間走行では、これで問題ないそうだ。最近はHIDでもっと見やすくなっているとのこと。



 撮影ポイントはコーナリングエリア付近なので、結構スピードが落ちている。4ローターサウンドが一番おいしくなる場所からは遠かったのが、撮影しやすいからまあいいか。





 ヘッドライト消灯&エンジン停止。走行イベント完了である。



 迫力の映像はこちら。クリックすると見ることができる。(機材提供:よっしーさん、撮影:よっしーさん、市川)



第1回目走行(MPEG2、1.25GB)、よっしーさん撮影 第2回目走行(MPEG2、826MB)、機材提供:よっしーさん




第2回目アンコール走行(MPEG2、390MB)、機材提供:よっしーさん