クーペのエンジン&ミッション
会場に持ち込まれたクーペのエンジンとミッション。これが何だという特段の説明はなかった点が残念だが、趣味の車としてのミーティング会場に怪しさを添える一品だ。
エンジンフードを開けると見えてくる側から撮影した写真。空冷V型二気筒のエンジンで、この手のエンジンにしては不釣り合いともいえるドライサンプになっている。エンジンの両端にタンク状の部品が見えるが、左がマフラー、右がドライサンプ用のオイルタンクだ。
デスビ。当然ポイント式。ポイントは自作のフルトラ化で省略できるとしても、デスビキャップはどうするのだろう。樹脂部品の確保は必須である。
エンジンフード側から見えない方向から撮影した。
この方向からは空冷用のファンが見える。ファンの手前に見えるのはキャブレター。かなり簡素な構造だ。
ミッション部分。ドライブシャフトブーツの上に見える部品はセルモーターだ。
以上、コスモAPの35周年記念と、クーペの50周年を連続してみてきた。AZ−1の20周年では、さすがにエンジンの持ち込みは難しいが(オイルが漏れる可能性があるため)、怪しさでは負けないものに仕立てたいと思うのであった。