ひょっとしたらMSVの方を先に出そうとしていたのでは?という話

 真偽はどうであれ、ノーマルとMSVが平行して検討された証拠が見つかった。それはヘッドライト裏などにつけるメッキパーツである。下の写真では、下がノーマル、上がMSVである。そう、形状をみておわかりの通り、ノーマル販売時に既にMSV用の型ができていた、もしくは型を入れるスペースが用意されていたのだ。



 MSVの方を先に出そうとしていたと考えられる証拠は部品番号にもあった。下の写真はMSVについているマフラーとノーマルのマフラーを比較したものだ。部品番号を見てほしい。MSVは10-0322-1となっており、ノーマルより若いのだ。



 ホイールもそうだ。MSVのタイプLのホイールの方がやはり部品番号が若い。


MSV ヒトデホイール



TE37 (MSVに付属) ノーマルホイール


 こうみていくと、MSVの方が先に発売されようとしていたと勘ぐってもおかしくはない。では冒頭に紹介したメッキパーツの部品番号はというと・・・

ノーマル MSV


 ノーマルの方が若い番号だった。ここに矛盾が無ければ、MSVの方を先に販売しようとしていたと断定できるのだが。


 今回はこれでおしまい。次回はその他のパーツと組み立て説明書を見ていく。