ガルウイング、その2

 ドアを前方から拡大して撮影したところ。側面に反射テープが貼ってあるのもまたAZ−1と同じ。でも反射テープのデザイン自体はAZ−1の方が間違いなくいい。
 矢印で示す部分には、見にくいがピンが出ている。



 同じく後方から撮影したもの。矢印部分にまたピンがある。



 これらのピンは、クラッシュしたときドアの変形を抑えるためのものと考えられる。でもピンが曲がったらドアがますますあかなくなるような・・・


 ドアのとって部分。ドアをしめた直後は飛び出たままなのだが、時速15km/hを超えると自動的に引っ込むそうだ。



 サイドシルを見ていこう。これもまた相当幅がある。目測で30cmくらいだ。側突性能は十分すぎる感じがする。




 ドア開口部。矢印の部分、つまり足でまたぐ部分(かかとが当たりそうになる部分)は一段低くなっており、乗降性の改善をはかろうとしたあとが伺える。



 それにしても複雑なドア開口部である。特にフロントフェンダーの下部分(下の写真で6.3と書いてあるエンブレムより下)を交換する際はどうやるのだろう。想像がつかない。板金で切った貼ったするしかないのだろうか?? 板金するといってもアルミだし・・・上側は単純にフェンダー交換で対応できそうに見える。



 とまあ、かなり大きなガルウイングだった。今回収穫があるとすれば、AZ−1のボールジョイントは小さいように見えるが、SLSの実態をみると強度的に問題はなさそうだということだ。