キャビンの仕上げ




 シートは色あせたようにとの指示があったため、黒を吹いたあとにダークグレーを重ねて、仕上げにフラットベースを50%程度混ぜたクリヤを吹いた。白く粉をふいたようになり、劣化した生地の状態を表現できたと思う。



 キャビンを採寸して型紙を起こしてみた。これを元に薄手のフェルトでキットにはないフロアマットを自作するのだ。



 キャビン完成。全体はツヤ消し黒、メーターバイザーなどは半ツヤとして実車の雰囲気を追求してみた。助手席足元には、オーナーしか知りえないエバポレータの出っ張りを追加。発炎筒はランナーをあぶって伸ばし、カットして作ってみた。



 運転席は内側に向けて接着した。べつに誤ってつけた訳ではなく、実車のシートもこうなっているのだ。これもオーナーだけの秘密のひとつ。