シャシーの組立て、その2




 あらかたシャシーが組みあがった状態。素組みでも結構リアルに仕上がる。ペリメータフレームやコントロールアームなど、涙モノだ。まだ太鼓隠しが若干実車と形状が異なり、文字も抜けておらず、マフラーの色もリアルに仕上がっていない。



 そこで実車の部品をスキャンしてCADでベクターデータを作成、このデータで0.2ミリのステンレス板をレーザーカットして一品製作してもらった。



 拡大図。書体も輪郭線も実車からの完全コピーだ。焦げ目は塗装で隠れるので気にしない。



 マフラーの太鼓は30ミクロンのステンレス箔をライターであぶって焼き色をつけたものを巻いてみた。薄手の金属板はカミソリと同じですっぱりと切れるので、素手で扱わないよう注意する。



 マフラー周りの仕上がり。当然ではあるがプラモデルとは異質の雰囲気だ。写真では見づらいがミッションケースはタミヤの黒を薄く溶いて、汚れたアルミ地を表現してみた。