下回り
非常によくできた下回り。
オイルパンのドレンが見える。
しかし、ガソリンタンクにあるドレンまであるのには驚いた。
テンパータイヤを置く部分がくぼんでおり、さらには電着塗装抜きの穴のブラインドキャップまで再現されている。
いろいろ見えるパイプ類はフレームと一体となっている。これはやむなし。あと残念な点は、最終的にくみ上げても、サイドブレーキワイヤーが省略されている点である。
一方、ここまで作り込んでしまったために精根尽き果てたのではないかと思われる部分もあった。それが電動ファン。
5枚羽根は正解なのだが、モータを支えるステーがない。
エンジンが載っているペリメーターフレーム。
非常に惜しいのは、ペリメーターフレームにある、ジャッキを置く台が付いていない点だ。オーナーとしてはよく使用する部分だけに、ここがないのはちょっと残念。ついでにいうと、ペリメーターフレームとフレームとを結ぶ、片側2本の長いポルトも無い(斜め矢印部分)。
細いながらも別体で作られたリアスタビライザーとトルクロッド。
スタビライザーはロアアームにゴムブッシュとともに取り付けられる。その際使用するナットも再現されている。
ちなみにフロントも実車では同様の構造をしているが、確認しにくい場所にあるためかモデルでは省略。
次頁では、疑惑のタイヤ&ホイールを見ていく。