フリーマーケット

 先ほども紹介したとおり、物販に関してはフリマとオートジャンブルに分かれる。オートジャンブルは、出店数が多いのだが、内容はどこも似たり寄ったりで、この会場でないと買えないというものは少なかったように感じた。正直、物販品目は地方で行われる旧車ミーティングとあまり変わらない(もちろんニューイヤーミーティングの方がはるかに規模は大きいのだが)。これには、ニューイヤーミーティングに出店しているショップのいくつかが、地方の旧車ミーティングにも出店していることも関係している。例えばオーバーヒートミーティングなどで見かけるショップが何店もあった。
 一方雑誌の広告では有名だが、地方のミーティングには出店していないショップもたくさんでていた。そういうところでは面白そうなものを売っているかなあと期待したのだが、これも地方の名の知れないショップと扱っているものが基本的に同じ。値段も大して変わらない(少なくとも私の守備範囲では)。

 オートジャンブルにはあまりメリットのないことがわかったのでレポートは取りやめ。フリーマーケットの方をみてみよう。フリマだったら、ここでしか見られるかもしれない。
 こちらのフリマでは、大量のエンブレムがメーカーごとに分けられて売られていた。



 マツダのエンブレムをみてみよう。コスモが3000円。これはまあよくあるからスルーしよう。珍しいのはB360(軽トラ)のエンブレム。



 別のところでは、昔のマツダの看板が売られていた。



 基本的に、フリマに売られているものはヤフオクで売られているものと同等レベル(個人的印象)。にもかかわらずこの盛況ぶりは、新年御例会的要素に加えて、何が出てくるかわからない期待感があるためだと思う。また現物を見てみないと買う価値のあるものなのか否か判断できないものも多いのだろう。例えば前述のエンブレムは、メッキのはげ具合などは写真ではわかりにくい。



 他に目に付いたものを紹介しよう。これは10Aのローターとハウジング。



 値段は3万円。ローターハウジングにはマツダのマークが入るが、こいつは入っていない。



 ローターには、様々なシールがある。10Aのローターは、矢印で示すサイドシールが2本つくようになっている。現在の13Bは1本だ。



 懐かしいものがあったので、同じものを持っているにもかかわらず思わず買ってしまった。ルマン優勝時の下敷きとステッカーである。



 当時活躍していた「ミスロータリー」(その後全員リストラ)たちは今どうしているんだろう。なんせ20年経過しているので、「レストアができない状態」になっていたら悲しい。


 次頁からは、車を紹介していこう。