新聞社がやってきた

 「今日はSERAが主役です」と、掲示板に自ら書き込んでおきながら、中国新聞社(広島を中心として中国地方全域で発行されている地方紙、発行部数:朝刊73万部・夕刊10万部)が来ると知るや否や「そこどけそこどけAZ−1のお出ましだ!」と言わんばかりにSERAに割って入る入る! 下手をすれば、単に車を並べて喋って喜んでいるだけのつまらん集まり(だから「OFF」ではなく、「遊びにいったぞー」なのだ)に終始しそうだったところに、マスメディアによるAZ−1の知名度向上という成果を得るチャンスが到来したのである。これは放っておけない。掲示板での発言はなかったことにして、AZ−1がいかにすごい車であるかを新聞記者の人に対して朗々と奏でた。
 で、以下の記事が翌日に掲載された(中国新聞朝刊から引用)。横12cm、縦7cmの大きさだ。掲載されたコーナーは「超音速」というところで、場所はテレビ覧の裏面の左下のコーナーである。朝日新聞で言うなら「青鉛筆」というところ。恐らく他の新聞にも同様のコーナーはあるだろう。またこの記事は、中国新聞が発行されている全ての地域の新聞に掲載された(広島版のみの掲載ではないということ)。なお、本来なら中国新聞のHPに掲載されている記事にリンクを貼ればよいのだが、このレポートを書いていたときに記事自体が消去されてしまっていた。


 ドア部分が跳ね上がり、カモメの翼に似ていることから「ガルウイング」車と呼ばれるトヨタ「セラ」のドライバーらが31日、広島県世羅郡世羅町のせら文化センター前駐車場に集まった。
 愛好者で作る「セラ・ガルウイングフリーク実行委員会(京都市、橋本光弘会長)が、車名と同じ「世羅」町での交流会を企画。千葉、大阪、熊本など二府八県から17台と、同タイプのマツダ「AZ−1」7台も特別参加した。
 「セラ」は1990(平成2年)から約1万6千台、「AZ−1」は92年から約4千台を生産。20代が中心の参加社は、記念写真を撮ったり、情報交換をした。





 と、あれだけアピールしたにもかかわらず蓋を開けてみれば、AZ−1のことがちょっとしか書かれていないではないか。が、写真も写っているし、まあいいか。