公認パクリ車、その1

 上海モーターショーなどで、「日本車そっくり車」が紹介され、コピー品だと叩かれる中国製の自動車。確かに明らかなパクリ車は存在するのだが、公認ともいえるパクリ車も多数存在する。コピー品だと叩かれる車の大半は、この公認パクリ車といっていい。なぜ公認なのか、どこがどう似ているのか見ていきたい。

 取り上げるのは、一汽のBESTURNという車。








B50というのもある。




 内装はこんな感じだ。このクラスの日本車やヨーロッパ車と比較すると、中国車には明るめの色合いをした内装の車が多い。




 なぜこの車が公認パクリ車かというと、旧型アテンザがベースとなっているためである。なぜ旧型アテンザがベースになっているかというと、旧型アテンザと同じラインで作られているからだ。これが公認パクリ車の所以である。


 次頁からは、どこがどう似ているのか見ていく。