中国偽物部品

 この部品市場の一角にある店に入り、怪しい部品がないかみてみた。矢印で示した部分に「防爆膜」という表示が見えるが、これは防弾ガラスのことではない。フロントガラスが割れないようにするための透明な膜なのだそうだ。日本の保安基準ではこのような膜を貼ることが出来ないのが残念だ。できることならAZ−1のフロントガラスに貼りたい。




 すると怪しい物があった。これはボンネット上につけるマスコットである。当然ながらマツダの承認を受けて作られた物ではない。れっきとした偽物である。マツダ以外も含め別メーカーのものもあり、中国ではこのマスコットを付けている車が多数走っている。



 1ヶ15元ぐらいしただろうか。で、これがまた出来が悪い。特にマスコットの裏面。矢印部分に突起があるが、個体差が激しく突起のある物と無い物がある。



 台座部分にキズの入っている物もある。で、これをAZ−1に付けようとすると、どこに付けても格好悪かった。




 フラッシュプレート。当然マツダの承認を受けて作られた物ではない。。




 太陽電池でマツダのマークが点滅するのだ。




 日本に帰ってヤフオクで探してみたのだが、売られていなかった。前述のマスコットは格好悪すぎなので当然としても、これはなかなかいい。
 売られていない理由は、非正規品であることと、書かれている日本語が怪しくて商品にならなかったことが考えられる。黄色線部分の日本語が変だ。




 次回は、中国の新車ディーラーの様子について報告する。