20周年ミーティングのパンフレット、その1

 これがチケットと共に同封されていたパンフレットだ。




 見開きで、計4ページ。これは10周年のパンフレットと同じ。






 細かいところを見ていこう。まずは表紙部分。世の中にありふれるこの手の記述をみると、いつも感じてしまう。ロードスターとは、2シーターとは、オープンカーとは、スポーツカーとは、いつから詩人の乗る車になってしまったのだろうか?? そして2シーターに乗って幸せになった人間なんていったいどのくらいいるのだろうか? そもそも幸せとはなんなのだろうか?
 なぜこのような疑問が生じるかというと、2シーターにのって・趣味の車に乗って感じる真の幸せとは、非常に多くのことを犠牲にして初めて得られる別次元のものだからだ。あるものは結婚できず、あるものは離婚に追い込まれ、あるものは車に時間やカネをつぎ込むあまり他のことに手が出せない。
 2シーターとは、それでもなお得られる全く別次元の幸せ(これは人それぞれ)があるからこそ乗ることの出来る車である。「何の気なしに書いた」と言われればそれまでだが、このポエムはそんな2シーターの現実を凝縮して書かれたものとは思えない。「ロードスター仲間と宴会ができて幸せ」的な単純な幸福論=車を実用車として捉えた「あっちの世界」の幸福論ではなく、ギネス記録に残る2シーター故の、そして20年の歴史の中で導出された現段階での結論も含めたロードスターなりの別次元の幸福論=車を趣味として捉えた「こっちの世界」の幸福論が見てみたかった。AZ−1については散々述べているので省略。




 開催時間は午前10:00〜午後16:00となっている。実際には、んなわけがなかった。




 タイムスケジュール。ちなみに乾杯の(予定だった)時間を正確に記すと、10時10分20秒(日本標準時)である。