オルタネータの組立、その1

 正常なベアリングに組み替える。下の写真はベアリングがはずれたハウジング。




 ハウジングの上にベアリングを載せてみた。すぽっと入れば問題なかったのだが、全然入らない。圧入が必要だ。




 ものは試しで、ホットエアガンを使いハウジングを加熱し膨張させることでベアリングがすっぽり入るかどうかやってみた。




 すると、入ってしまった。プレスで圧入してもよいが、このやり方でも出来る。




 このベアリングの形状は一般規格品として存在する。しかし、オルタネータはエンジンの熱と回転の熱で非常に高温となるため、一般規格品ではもたない可能性が高いので、高額でも専用品を使用すること。




 一方、ステータコア側に付いている矢印のベアリングだが、今回の場合は問題なかった。




 この取り外しにはベアリングプーラーなどのSSTが必要になる。