そもそもF6AのシリンダーブロックにKei用K6Aのミッションが付けられるのか

 F6Aのシリンダーブロックは検証用に保管している、たな落ちしたもの。まずF6Aのミッションを取り付けた。



 矢印で示す、エンジンマウントとミッションマウントを兼ねている部分も存在する。




 次にF6AのシリンダーブロックにKei用K6Aのミッションを付けてみた。すると、合うには合った。上の写真と比較してみよう。



 ただし、エンジンマウントとミッションマウントを兼ねている部分は存在していない。




 F6AへのKei用K6Aのミッションのポン付けは不可能、可能とするにもかなりの根性が必要と考えられる。が、ここで種明かし。実は「Kei用K6Aのミッション」と但し書きをしてきたのには訳がある。実はK6Aが載っているCV21やCV51のワゴンRターボ用2WDミッション、及びHA22のアルト用2WDミッションなら取り付けが可能である。ミッションマウント部分もバックスイッチ、メーターケーブルも問題ない。

 次回はミッションの中身のギアを比較し、F6Aで使えるもの、使えないものを見極めていきたい。