旧車ミーティングに出場のAZ−1
 旧車ミーティングといいながら、掟破りでAZ−1が出場だ(と言っても、主催者談では珍車だったらいいんだそうな)。で、結果はご覧の通り。みんな集まって見てくれていた。


 なぜこんなにもAZ−1が注目されたのか。実は秘密があるのだ。それを示しているのがこの写真。写真ではわかりにくいが、フロントガラスの部分にAZ−1に関する説明を書いたフリップが5枚ばかりおいてあるのだ。みんな熟読してくれていた。はっきり言って、ここまで効果があるとは思わなかった。


 書いてある内容だが、ここのHPの「AZ−1とは」「AZ−1の特徴」「中古の買い方」に書いてあることを要約したものである。つまり、「地面でタバコの火が消せる」だの、「4000台しか作られなかった」だの、「トヨタS800との比較」だのが書いてある。
 さらに旧車ミーティングということで、それに合わせた解説も行った。これについてはHPの方でほとんど触れられていないため、ここで紹介したい。

 以上見てきたように、AZ-1は現時点で既に旧車としての将来を保証されたような車である。
 名車として高く評価されている旧車に乗ったり、それらをレストアしていくことは楽しい。しかし、今から名車としての歴史を自らの手で1から作り上げていくのも楽しいことではないだろうか。またこれだけは、既に名車となってしまった旧車では無理なのだ。これを可能とする数少ない車、それがAZ-1なのである。

 他の車でフリップを置いていたのは240Zくらいだったが、こちらは全長とか車重とかスペックの一覧表に終始していた。私はフリップを作る前に「そんな細かいことを書いてもしょうがない」と思っていたので書かなかったが、みんな結構読んでくれていたので、次の機会はもう少し枚数を増やして細かいことまで書き込んでみようと思う。
 なお、紹介文をアクロバット形式にして公開するので(見るにはAcrobat ReaderもしくはPDFViewerプラグインのインストールされているブラウザが必要)、AZ−1オーナーの方で同様の機会があるときは使用してみてほしい。プラットフォームを問わず、A4横で綺麗に印刷できるはずだ。また、AZ−1以外の旧車等のオーナーの方も、同様の機会があればこれを参考にして、実行してみてほしい。旧車等のミーティングでいつも思うのだが、ただ車を並べてしゃべるだけでは本当に芸も能もない。ちょっとしたことでいいから何か工夫がほしい。

紹介文はこちら