ランボルギーニ ムルシェラゴロードスター、その2

 ドアが開いた状態でのガラス。若干下に下がっていることがわかる。これはドアを閉める際、キャビン内が一瞬加圧状態になるのを防ぐためのギミックだ。ドアを閉めた瞬間、窓は自動的に上がって閉まる。




 しかし、前頁でご覧頂いたとおり、ムルシェラゴのドアはほぼ垂直にあがる。つまりドアを閉めてもキャビン内が加圧状態になりにくいのだ。なんか意味がないような。さらにこいつはロードスターで屋根が開くため、絶対に加圧状態にならない。ますます意味がない。


 さらに悪いことに、頻繁に窓が開閉するため、ウエザーストリップの一部が欠けていた。基本がなっとらんなあ基本が。ギミックはどうでもいいから。



 リアをいろいろな角度から見たところ。適当に見てくだされ。





 インテリア。高い車にしては地味だ。華も派手さもない。ドアトリムなんて、アテンザクラスと同じくらいの作りだ。ステアリングのデザインは、そこら辺の大衆車のようだ。特に丸いエアバッグがそう感じさせる。萎えるなあ。




 もっと萎えるのがシートベルト。3点式だった。




 初めて見るムルシェラゴは、ちょっと萎えてしまう車だった。