フロント詳細
フロント部分の下を見てみよう。真横からみたところだ。RX500のフロント先端部はとんがっているが、単純にとんがっていたわけではなかった。ウインカーレンズの下あたりから、もう1枚板が出ているのだ。
正面から底部分みたところ。全体的に黒いので、フラッシュを焚いてもうまく撮影できない。
しょうがないのでレベル補正してみた。もともと明るいところは飛んでしまっているが、これで暗いところがよく見えるようになった。ラジエターが斜めに入っている。先ほど紹介した板は、メンバーにしては薄すぎるように思える。スポイラーの役目があるのかもしれない。
フロアはフルフラット。ラジエターホースはサイドシルを通っているそうだ。AZ−1もラジエターのエア抜き改造のためサイドシルにラジエターからホースを出してサイドシルを通してエンジンルームに配管することがある。だからわかるのだが、窓が開かないこと・ブロアがないことと相まって、ますます車室内が暑そうだ。
ラジエターを通った空気はボンネットのダクトから排出される。これも飾りではないことがわかる。
角度を変えてラジエターグリルを撮影したところ。オイルクーラーとラジエターが見える。
ボンネットを開けたところ。RX500は横にボンネットが開くのだ。
ボンネットの内部。ラジエターは大きいが、シュラウドは小さい。効果的に冷却出来ないのではないかと考えられる。
3つ列んでいるものはリザーブタンク。右から、フロント、リア、クラッチのリザーブタンクとのこと。
ボンネット内部の写真提供:広島市交通科学館