内装、その2

 その他の内装部分を見ていこう。まずはドアトリム。ピンぼけだが、レギュレーターハンドルやドアノブ、ドアの取っ手がみえる。吊革はついていないようだ。その他の写真にも出てくるのだが、実車では外装色になっていない部分、例えばドアトリムの上側が外装色(この場合は赤)になっている。このミス(?)は、他のモデルにはない。




 あとサイドシルにはスピーカーもある。ステアリング越しでよく見えないが、フロントサイドトリム(フロントのタイヤハウスが車室内に飛び出している部分)も作り込まれている。ただ、モデルを設計した人は、「こんな形状の部品がなぜか付いている」と思ってとりあえず再現してみたという感じである。




 リアからみたところ。デフォッガーはついていない。あれはあったらあったでモデルとしては見苦しくなるので、個人的には再現しなくてもよい部分だと思っている。ルームミラーが見えるが、それを邪魔するはずのハイマウントストップランプがない。フロントからミラーを見ると、ウインドウに取り付けられていない。






 スペアタイヤはちゃんとついているが、テンパータイヤの太さではない。さらに斜めに入っている。大きすぎて入らなかったのか。




 リアの荷物置き場。矢印で示した部分がちょっと狭い。写真ではよく分からないのだが、荷物置き場とシートの隙がありすぎる。この部分を正確に再現しているモデルはない。決して成型しにくいとか型を作りにくいといった部分ではないため、実車のような構造になっていることが想像できないのだと考えられる。簡単に言うと、シートがスライドする空間があるはずだと、モデルの設計者が思いこんでいるためかもしれない。




 あと、このモデルで初めて再現されたものがある。それはサンバイザー。ちょっと形がへんなのだが、よしとしよう。