シェルビーコブラ、その2
ポルシェ356のようなバスタブ形状の内装。で、まずは注目して欲しいのがシフトレバーだ。普通の車のシフトレバーと逆方向に折れているではないか! なんでこんなことになったかは後述しよう。

ミッションは4速。通常は3速発進だそうだ。一方大型トラックは通常で2速発進。10t程度の荷物をつんで、さらに上り坂で発進するときに1速を使う。で、コブラの馬力はというと、大型トラック並の400馬力。そのくせ車重は約1トン。何のために1速と2速があるのかわからない。

足下をみてみよう。これは助手席(右側の席)を見たところだが、左が狭くなっている。AZ−1と逆だ。なんでこんな事になっているかというと、ミッションが大きすぎるためだ。

大きなミッションがついているがゆえに、シフトレバーが通常の位置になく、後ろに下がってしまった。だからシフトレバーを前に大きく折らざるをえなかったのだ。
メーター部分。

スピードメーターはインパネ中央下にある。「スピードは気にするな」と言っているような配置だ。

サンバイザー。着色透明のプラスチックでできている。

次頁からはエンジンをみてみよう。