パイプ類<
パイプ類の錆び具合はどうだろう。
クーラントの通るパイプ。入り口の様子しか分からないが、極端な錆びは発生していなかった。写真の程度ならどのAZ−1も発生している。

インマニに付いている、スロットルボディーのクーラントが通るパイプ。若干錆びているが特段の問題ではない。

以上のように極一部しかクーラントの通るパイプ類の確認が出来なかったが、極端に錆が発生しているといった状況ではなさそうだ。
運転席後についている、エアクリーナーからタービンまでつながる経路のパイプ。茶色いドロドロはブローバイが溜まった物だ。

こちらはゴムホース側。やはりブローバイが溜まっている。インタークーラー内も相当溜まっていると考えられる。

以上で21万キロ走行したAZ−1の分解は終了だ。思ったほど問題が発生していないようだが、今回の結果から「まだそんなに走行距離がのびてないから大丈夫だ」といった判断をしてはいけない。十分注意するようにしよう。次回は取り外したエンジンの詳細をみていく。