シーン、その3
今度は車の中に人が入っているところを、車の外から撮影するシーン。車の中で眠り込んでいる場面のようだった。
まずはボンネットから反射した光がウインドウに写り込まないようにするために、ボンネットに黒い布をかぶせて・・・

ガラスをクリーナーで拭く。

それからカメラを設置。助手席に人がすわっている人は、さすがモデル出身の俳優。公表されているデータによると身長180cmなのに、頭とAZ−1の天井のクリアランスにかなりの余裕があった。よほど足が長く、座高が低いのだろう。座布団のはずし方を教えてあげようと待機してたのに無駄だった。

AZ−1から降りようとしているところ。かなりつらそうだ。

なお撮影スタッフはに思った以上に細かい役割があった。前回のレポートで出てきたタカハシレーシングの人はただ車を移動させるだけの役目だった。驚くべき役目としては、ガルウイングをあげるためだけにいるんじゃないのかと思える人までいた。俳優さんには余計な作業はさせないのである。