タカハシレーシングに訊く、AZ−1ってどうよ!?

 実は、車を運転するのは、かのタカハシレーシングの人であった。タカハシレーシングといえばカースタントで有名だが、ただ車を移動させるだけというような地味な仕事もやってるんだ。なおこの人は、スタントができないから地味な仕事をしているわけではない。撮影が終わるまでひたすら待つだけの、ある意味最も過酷な仕事である。




 これがタカハシレーシングのジャンパーである。「スタント グループ タカハシレーシング」!






 というわけで、有名人に訊くシリーズ。「乗りこなせない車はない」タカハシレーシングの人に、AZ−1についてきいてみた。

Q.ぶっちゃけ、AZ−1ってどうよ?
A.クラッチをつなぐのが難しい。

 そうか、天下のタカハシレーシングでもAZ−1は難しいか。


Q.AZ−1で片輪走行できる?
A.現状では無理。片輪走行するには、デフを殺す必要があるためだ。

 そうなんだ。スタントには仕込みが必要だったんだ。


Q.片輪走行するのに、FFがやりやすいとか、FRがやりやすいとかある?
  AZ−1はリアミッドシップなんですけど。
A.特にない。要はバランスをいかにとるかだけの話だからだ。


Q.AZ−1で、炎のトンネルをくぐるスタントは出来る?
  ボディーはプラスチックなんですけど。
A. ・・・・・・


Q.タカハシレーシングの人がAZ−1を使って模範演技をするとしたら、ギャラはいくら必要??
A.内容によるから一概に言えない。



 今回はこれでおしまい。次回は撮影の模様についてお送りする。