ジネッタイエローの謎

 このジネッタ、中央に黄色い塗装がしてあるのだが、実は不思議な現象が起きていることが発覚した。





 なぜか黄色い部分に虫がたくさん寄ってくるのだ。下の写真で黒い点々が見えると思うが、これらが虫である。この密度の虫が黄色い塗装の帯全体に群がっている。なんじゃこりゃ〜。





 黄色だったら何でも寄ってくるのかというと、そうではない。前回紹介したオベルスピードスターも黄色だったが、虫はついていなかった。このミーティングで乗ってきたTWR零号(チャージマツダ787Bと同じカラーリング)のオレンジの部分にもついていなかった。ジネッタのみに見られた現象である。黄色でも特定の色だけに反応するのだろう。なお何の虫かはわからない。

 というわけで、黄色の塗装をしようと思っている人は注意した方がいいかもしれない。塗装したい黄色の塗料を鉄板か何かに塗って、虫が寄ってくるかどうかあらかじめテストしてからボディーの塗装する方がいいと思う。そうしないと虫だらけの車ができあがってしまうかもしれない。
 既知のことだが、AZ−1を全塗装する場合は普通の車のように車を丸ごと塗装ブースに入れて塗装するようなことをしたら損をする。自分で一旦外板を全てはずし、それらを塗装すればかなり安く仕上げることが出来る。なぜかというと、塗装ブースに車丸ごと1台いれるということは、長時間ブースを占有することになるため割高になってしまうためだ。逆に小さいパーツにしてやって、空き時間を見計らって作業できるように準備しておいてあげると、作業効率も上がって結果として安くできるというわけだ。