ジネッタG4、その1

 これもまた広島では、この手のミーティングでもあまり見ることのない車、ジネッタである。ジネッタは大まかにいうと、フロントにエンジンのあるG4と、リアにエンジンのあるG12にわけられる。今回紹介するのはG4の方だ。
 ジネッタは紆余曲折を経て、G34など30番台まで突入している。もっと番号が増えてるかも??





 ロータス系の車に比べて、曲面が多用されているデザインとなっている。流体力学が発達していなかった頃の、「こんな形だったら空気抵抗が少ないんじゃないだろうか」といった想像の産物なのかもしれない(未確認)。





 小難しい理屈はどうであれ、うねうねしたデザインだが、凹凸がかなりはっきりしていて味わい深い。真横から見ると、全体形状の起伏の激しさが分かる。見ていると、身体を「ぐねりんぐねりん」したくなる。





 細部を見ても曲面でできた凹凸がはっきりしている。ジネッタの好きな人は、もっと「ぐねりんぐねりん」したくなるのではあるまいか。