プロの技を盗め! エンジン組立

 カムシャフトのぶれを計測しているところ。Vブロックに乗せた計測方法は素人でも同じで、特に変わった様子はない。





 バルブスプリングの組み付け。恐らくバルブステムシールも交換してあるのだと思う。





 カムシャフトを組み付け、クリアランスを計測しているところ。意外なのが、この時点でもオイルを塗っていないところだ。計測に支障が出るためなのだろうか、このままで組上げて後でオイルを塗りたぐっても特に問題ないのだろうか。それだとジャーナル部に油が回らないような気もするが。





 シリンダーブロックのツラの平面度を測定しているところ。直6のエンジンを計測しているため、かなり長い直定規を使用している。





 クランクシャフトの計測を行っているところ。





 クランクシャフトの組み付け。ここでもオイルが塗られているように見えない。





 ピストンの挿入。わかりにくいがピストンリングコンプレッサーをピストンにつけてから押し込もうとしている。これも順当。





 いろいろとプロのテクニックを見てきた。動画でないため、また一部の工程しかみれないため、写真ではわからない様々なノウハウがまだまだたくさん潜んでいるのだと思う。例えばネジの締め込み方=ここまではトルクが何Nmで締めて、ここから先は何Nmで徐々に締め付けていく等、があると思う。作業自体の見た目は素人がやっていることと特段変わらないものだった。妙なSST(?)があるとすれば、ピストン及びバルブを置く台くらいだろう。