オイル漏れ箇所、その2

 エキマニをはずしてより詳しく見てみよう。かなりひどいことがわかる。









 インマニ側。エキマニ側と比較すると漏れが少ない。





 真上からみたところ。やはりインマニ側よりエキマニ側の方が漏れが多いように見える。





 というわけで、カムカバーをはずす前にトルクチェックを行ってみた。すると、インマニ側がおよそ30Nmで締め付けられていたものが多かったのだが、エキマニ側は20Nm程度のものが多かった。やはり締め付けトルクが大きいと漏れが少なくなる傾向にあることがわかる。ちなみに規定トルクは10Nmであるが、これでは全然たりない。最も有効な策は、カムカバー周辺にコーキング材を塗ってから組むことだろう。なお、締め付けトルクを上げる場合、ネジが古いといくら締めても締めた感触がないという状態に陥る。こなったら途中で折れる可能性もでてくるので、注意が必要だ。