はぐったヘッドをもっと細かく見る

 シリンダーヘッド側を見た。すると2番の矢印部分にへこみやら細かい肉痩せがあるではないか。




 一方他のシリンダー(1番と3番)には、へこみ等は見られなかった。真っ平らである。




 緑色の塊がついていた部分は2番のシリンダー部分なので、クーラントに排ガスが入り込んだ原因は、2番のガスケットが抜けたものだということにしたい。シリンダーヘッドにくぼみがあり、それで面圧が低下し気密が保てなくなったのだろう。なんか腑に落ちない点もあるが、そういうことにしておこう。



 原因をくぼみのせいにしたところで、対策を行った。それは液体ガスケットをヘッドガスケットが当たる部分全面に塗りたぐるという大胆なもの。




 対策の結果、一応直ってしまった。推定された原因から対策案を導き出して実行したところ直ったので、2番のガスケットの抜けが原因であると断定したい。
 それにしてもメタルガスケットの抜けとは、ここまで微妙なことが影響するのか?? みんなもエンジンをチューンした際は気をつけよう。