はぐったヘッドを細かく見る

 ヘッドにはガスケットが一緒にひっついてきた。下の写真はガスケットを拡大したところ。別に変わった様子はない。なおこのガスケットはチューンしたエンジンに使われるメタルガスケットである。ノーマルのガスケットをこのエンジンに使ったら、既に抜けてしまった実績がある(爆)。




 ガスケットをヘッドからはずして見てみると、2番の矢印部分に緑色の塊が! 恐らくこの部分から排ガスが漏れだしたものと思われる。排ガスの熱で冷却水の水分が蒸発し、残りが固まったのではないだろうか。




 ガスケット側を見てみた。やはり緑色の塊がある。塊の位置は、上の写真と符合する。




 分解中、シリンダーに入ったゴミを除去するためにエアブローした。するとヘッドとシリンダーを留めているネジの穴(2番と3番の間にある穴)からオイルと冷却水の混じったものが!! やはり冷却水は漏れていたのか?? それとも以前エンジンを分解したときに、ネジ穴に入ったクーラントが出てきたものなのか??




 う〜ん、決定的な証拠(排ガスが漏れた形跡など)はないものの、クーラントが関係していそうだ。