05年10月16日、完全につながった

 様子を見にいってみると、完全につながっていた。ご覧の通り、サフェーサーが塗ってある状態だ。




 リアエンドパネルの錆の出ていた部分にもサフェーサーが。これで防錆は完璧になる??




 ぶったぎられていたサイドシルもちゃんとつながった。







 切断してあった部分の拡大写真。どこで切断されたかわかるだろうか。




 実は、線の引いてある部分で切断されていたのだ。「溶接跡」という面でみると、2枚の鉄板を1枚にひっつけたとは全く見えない。特にAZ−1の場合は外板で隠れるため、絶対にニコイチだとわからない。ただし、電着塗装の黒色とシャシーブラックの色が異なるので、外板をはずしてしまえば何か変だということに気がつくはずだ。




 強いて切断箇所がわかる部分といえば、サイドシルのビラビラの部分。




 フロアもサフェーサーが塗られ、接合が完了していた。




 ルーフ部分。前頁で仮止めしていた部分が分からなくなっている。







 ところが問題が1つ発生。揮発したサフェーサーの溶剤により、ちょんまげに張ってあるポリカーボネートの皮膜が縮んでしまった。ちょんまげにはなぜか、ポリカーボネートの皮膜がはってある。そのためこの部分をボディーと同色にしようとして塗装したところ、しわしわになったという人もいるのではないだろうか。塗装の場合はモロに溶剤が付着するため当然なのかもしれないが、まさか揮発した溶剤が工場内に充満するだけで、しわしわになるとは。しかもこの工場は空気の通りが非常に良いにもかかわらずである。





 教訓。全塗装などをする場合は、ちょんまげははずしておこう。