Ape 50の耐久性

 壊れてしまっては元も子もない。この車の耐久性はどうだろうか。ちなみにこの車の走行距離は、メーター読みで約120kmと思われる。




 前頁で紹介した下回りには大きな錆は発生していなかったが、スプリングに錆が目立っていた。
 錆びといえば塗装。白い方は、フロントガラス左下に塗膜の割れが出来ていた。もうじき錆びが発生するだろう。




 あと左の窓の上。レインガードともいえるゴムの板が既に割れている。




 なかなか味のある車なのだが、いろいろ見てきたとおりやはり作りはイマイチ。トラブル発生が予見される構造ゆえに、メンテする能力はもちろんパーツの入手先確保など、所有するには相当の覚悟と努力が必要みたいだ。では覚悟と努力とは具体的に何を示すのか、どうすればいいのか。それは当HPに書かれている種々のレポートををみれば理解できるはずだ。もし見ても分からないのだったら手を出すのはやめた方がいい。