コスモAP軍団降臨、その1

 1ページ目の全体写真を見ておわかりの通り、今回の旧車ピクニックに合わせてコスモAP軍団が降臨した。コスモAPオーナーズクラブのメンバーが日本中から集まってきたのだ。




 地元広島はもちろん、遠くは北海道からも参加があった。





 コスモAPオーナーズクラブのHPである、マツダ コスモAPアーカイブスはこちら。管理人である事務局長兼副会長さんに名刺をもらった。名刺には、「コスモAPに関するあらゆる記録を保存してゆくサイト」と書いてある。私も車のHPをやっているし、また他の車のHPも見てきたが、目的が明確化されているHPの数少ない例の1つだ。

 目的を明確化できなければ、課題が設定できず話が前に進まなくなる。課題があるからこそ、解決するためにみんなが力を合わそうというドライビングフォースが生まれ、うまく行くし進歩もする。それがなければ、あいつは好きだ嫌いだというくだらない話が中心になって何も前に進まなくなる。今まで山ほど見てきた事例だし、当HPでも過去に存在した。お互い気をつけていきたい点であるし、他の車のクラブでも早急に気がついてほしい部分でもある。
 ではなぜ気がつかないのか。誰も指摘しないし、自動車雑誌もこういう肝心な点をほとんど取り上げないためである。こんなことを論じていては雑誌が売れるわけもない。売れなければ食っていけない。だから万人受けする無難なことしか取り上げない。それが転じて進歩しないことが美徳であるかのような記事も目に付く(非建設的な内容だということ)。しかし、やむを得ないことなのである。

 だからこそ自動車趣味をよくするには、彼らジャーナリストには任せておけないと常々思う。彼らが「進歩」することを積極的に推進できない状況にある以上、我々が主体的に行動し、課題を明確化した上で解決を図るという建設的な取り組みを行うことで常に進歩していくしかないのだ。