ちょっとどうでもいい話

 実はJR尾道駅前には、先の衆議院選挙で話題となったホリエモンの事務所跡があるのだ。矢印がそうである。




 事務所の拡大図。




 中を覗いてみると・・・まだホリエモンのポスターがおかれていた。




 もし私が広島6区に住んでいたらホリエモンに入れたのになあ。6区は選挙直前に自民党から国民新党に鞍替えした「亀井静香」氏の地元。そこに落下傘候補としてホリエモンが送り込まれたのは記憶に新しい。私的には、郵政民営化選挙とは「民営化賛成反対を問う選挙」であったと同時に「亀井(派)流の田舎もんか、そうじゃないか」を問う選挙だったとも思っている。

 なぜホリエモンに入れたかったか。それは亀井静香氏が「議会制民主主義」という言葉を楯に「亀井流、田舎もんの論理」を以前より展開していたため、その批判票を入れたかったのである(可能だったらダメダメカープも買収してね、腐っても鯉で、パリーグの球団よりブランド価値は遙かに高いし)。先日ABCミーティング広島を広島県三次市(広島6区)でおこなったが、こんなところに郵便局がたくさんあっていったいどうするんだと思えてくる。もしも主張通りに郵便局が無くなってしまって金が下ろせないならコンビニのATMに行けばいい。郵便局よりコンビニの方が遠いのなら、車を使えばいい。もともと公共交通機関が発達していないから車は必需品である。田舎にあるから駐車場代も安い。コンビニのATMで余分な手数料を取られても、駐車場代の安さがカバーしてくれる。なんの負担になろう。保険(簡保)がだめなら民間の保険会社へ営業に来らせればいいし、それでもだめならネットの保険で済ませばいい。
 このような事例に対する反論として「弱者切り捨てだ。使い方の分からない人はどうするんだ」とかいう話を出してくるが、そんなものは老若男女を問わず、利用者が使い方を学習すればいいことだ。それがいやなら故郷を捨てる(土地を売ってその金で利便性の高い都会へ行く)という選択肢も残されている。田舎に強制疎開させられているのではないのだから。「自助努力や工夫することを忘れさせるような仕組みを作る田舎もんの論理」は税金の無駄使いを加速させ、結局みんながダメになる。

 自動車趣味しかり。自助努力や工夫を忘れては、またそれらを忘れることが美徳であるかのような趣味のあり方であっては、努力した結果が還元されず結局みんながダメになる。よくあるパターンが、「○○がこわれました。ショップに丸投げし、修理に○○円かかりました。現代の車ではあり得ない様々なトラブルが起こるから自動車趣味って楽しいなあ」というもの。自動車雑誌によく見られる記述で、美徳(美談??)らしい。しかしこの事例には、なぜトラブルが起こったか、再発の防止のためには何が必要なのか、ということを考え実行するプロセスや努力が忘れ去られている。AZ−1は、そうありたくない。だからこのHPを作っているのだ。