概要

 バーチャルコリン君を紹介する前に、このオールスバルフェアの概要を説明しておこう。これはスバルの新車・中古車合計200台を販売するものなのだ。中古車が8割くらいを占めるのだろうとイメージして会場に入ってみると、なんと新車と中古車がほぼ同数販売されていた。ということはスバルの新車が約100台集まったということである。スバルにそんなたくさんの車種があったか?? インプレッサ、レガシー、フォレスター、ビビオ、ドミンゴ、サンバー・・・AZ−1オーナーに異様な人気を誇るSVXも既に無いし。うーん、これだけしか思い浮かばない。ではなぜ100台も集めることができたのか。それはなんと、全車種・全仕様・全色違いの車を集めたのだ。いくら車種が少ないとはいえ、そこまでやったら100台集まる。というわけで、会場は同じ種類の車がたくさん陳列されていたのであった。日本でこんな芸当ができる自動車会社はスバルといすゞくらいのものだろう。スバル恐るべしである。



 また、会場の受け付けで簡単なアンケートに答えたら、トランプをもらってしまった。広告には、てんとう虫(360のスバル)の鉛筆削りみたいなのをくれるとか書いてあったが、品切れになったようだ。残念。



 面白かったのが、会場にやってきた車。30台くらいは並んでいたと思うが、それらのほとんどスバルの車ばかり。私が行った時、たまたまそうだっただけかもしれないが、日本で一番シェアの高いトヨタの車が1台もなかった。他のシェアを奪ってなんぼの世界。固定ファンがいるのはうれしいが、つらい現実だ。
 それにしても、なんとかならないかと思ったのが会場の名前。「中小企業会館駐車場」・・・別に屋根付きの場所でしろとは言わないが、天下のスバルが「中小企業」を冠するような場所でやってはいけないだろう。