ウオーターポンプ

 こちらはアイシンのコーナー。




 ウオーターポンプがあった。ASCOってアイシンだったんだ。





 下の写真は現行K6A用のウオーターポンプ。しかし、F6A用の展示はなかった。




 ウオーターポンプのカットモデルもあった。基本的な構造はどのポンプも同じとのこと。インペラの回転軸にはゴムのシールが入っている。ウオーターポンプを手で回転させるとグニュっとするのはこいつがあるからだ。F6Aのもグニュっとするが、ダメになってくると軽く回るようになる。普通、回転が悪くなるとダメなものだと判断するのだが、ウオーターポンプは逆なのだ。



 アイシンの人に、どのくらい前の車のウオーターポンプまでそろっているのか聞いてみた。すると答えは15年前。工場では8年で切りたいが営業的にはそうもいかないらしい。また意外な話も聞いた。東南アジア向けに需要があるので古いポンプを作っているというのだ。セパンのレポートにもあるとおり、東南アジアには古い車がいまだにたくさん走っている。日本の旧い車の部品が手に入るのは、酔狂な日本人のためにわざわざ作ってくれているから手にはいるのではなく、実は東南アジアによって支えられているのだ・・・