マラッカで見かけた怪しい車、その2

 古い縦目のベンツ。ぼろいというよりはマニアが乗っているような車で手入れが行き届いていた。マラッカにはこういう人もいるのだ。




 ここで日本のミラ登場。




 前から見ると、フェンダーの色が違う。すごい色あわせだ。




 こちらは5ZIGENのステッカーが貼ってあった車。他にもHKSとか日本のチューンショップ・ブランドのステッカーが貼ってある車もたくさんいた。これらは現地の人が貼ったのか、貼ってある中古を日本から輸入したものなのかは不明。





 車の他に、現地の東スポ系新聞を探してみた。説明するまでもないが、東スポとは日本を代表するゴシップ紙であり、かの「ロス疑惑」で三浦氏側が名誉毀損で訴えたメディアの中で唯一勝利した(三浦氏側が敗訴した)ことのある新聞である。なぜ勝ったか。それは裁判所が「東スポの書いていることはみんなウソだと思っているから名誉毀損にはあたらない」というものすごい判断を下したためである。「現地の東スポ系新聞を探すとは、何をくだらないことを」と思ってはいけない。東スポには人を笑わせようとする明確な方向性なり方法論がある。
 やることが違うとはいえ、確固たる方向性なり方法論、平たく言えば自分は何がやりたいのかということは、自動車趣味を自称する多くの人に残念ながら欠けているものでもある。そんな人たちがなぜ東スポを笑うことができようか。というわけで、次回は現地東スポ系新聞を探すの巻だ。